防水層内は、その内部を一般の方が目にする機会は殆どなく私たち防水専門業者は内部状況を知りつつもその対策をすることの重要性に気づいていなかった。
現状の問題点は整理すると以下の通りである。
1.塗膜・シート系防水工法に係らず、内部は水分、カビが発生、躯体は劣化が
  進行している。
2.断熱材は熱や水分があることで性能が著しく低下し、夏季は断熱材や躯体
  が蓄熱する要因となっている。
3.自然換気型の脱気筒は、防水層の膨れ防止を求めたもので、防水層内の水
  分、熱は取れない。乾く範囲も、脱気筒を中心に半径30cm程度である。





◆ウレタン塗膜防水の脱気筒設置例
 

自然換気型脱気筒

乾いている範囲 600mm



 

◆ウレタン塗膜防水のコンクリート躯体の劣化
・カビ発生
 

     
◆ウレタン塗膜防水のコンクリート躯体の劣化
 
◆FRP密着防水のコンクリート躯体内部の水分
 (スラブ面が濡れている)



 
 


 
◆塩ビシート密着防水のコンクリート躯体の劣化
・カビ発生
 
◆塩ビシート絶縁防水のシート裏側の結露・
一部にカビ発生

 
◆アスファルト防水(断熱材入り)の上に塩ビシート
   絶縁防水を施工。
   コンクリート躯体に多量の水分・カビ発生。
 
◆左記現場の室内側コンクリートの表面。
   大量のカビが発生。